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2022年01月20日
PRノウハウ、セミナーレポート

「2021年に注力した広報施策&PR Analyzerのお気に入り機能」を複数ユーザーがプレゼン!【第10回ユーザー会レポート】

2021年12月17日に、PR Analyzerの導入企業のユーザー間で交流・情報交換を行う「第10回 ユーザー会」を開催しました。



今回は、複数のユーザーの方から「2021年のPR活動の振り返り」と「PR Analyzerのお気に入り機能」について発表いただき、様々な業界の広報担当者が実際に2021年に注力または印象的だった広報活動と、PR Analyzerで特にお気に入りの機能について、直接お話を伺うことができました。

本記事では、ユーザー会で発表された内容のダイジェストをご紹介します。各業界の企業様の広報活動とPR Analyerの活用方法について参考にしていただければ幸いです。

第10回のユーザー会でプレゼンされた皆さまの紹介


株式会社Looop 竹谷 真紀子 様
Flying Tiger Copenhagen(Zebra Japan株式会社) 山中 伸悟 様
株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス) 千野 賢一 様
株式会社グローバル・リンク・マネジメント 近藤 愛実 様
Peach Aviation株式会社 YILDIRIM Fatih 様
株式会社ラキール 池内 さやか 様
JCOM株式会社 猪子 緑 様
エレコム株式会社 砂子田 みゆき 様

様々な業界の広報担当者様が発表されたバラエティに富んだユーザー会となりました。続いて、各ユーザー様がプレゼンで発表された内容について一部ご紹介します。


ユーザー様のプレゼン内容のご紹介

Flying Tiger Copenhagen(Zebra Japan株式会社) 山中 伸悟 様のプレゼン内容について


■2021年の広報注力テーマ
”おうち時間”で、徹底的にテレビ傾斜(本数ベースで掲載数2019年比4.6倍※1~11月比較)

■PR Analyzerのお気に入り機能
「記事数遷移グラフ」の自社過去比較で自己分析

キッチン用品や文房具等を幅広く取り揃えるデンマーク発の雑貨店「Flying Tiger Copenhagen」を運営するZebra Japan株式会社の山中様の発表内容のご紹介です。

まず、2021年の広報活動の振り返りとして、「テレビ露出強化への注力」についてお話がありました。注力された背景としては、コロナ禍によるおうち時間充実のニーズや、テレビ露出による店舗への高い集客効果、またカラフルな雑貨がテレビ映えする相性の良さもあって、2020年から継続して取り組まれていらっしゃいます。取り組みの成果としては2019年比で4.6倍の露出増加につなげられたという驚異的なエピソードをご紹介いただきました。

また、取り組みからの学びとして、以下の3点についてお話があり、

・既存の商品でもメディアや時流のニーズにマッチする形で切り口を再編集することで、テレビ露出につなげることができた
・発売前の新商品の情報提供よりも発売後の商品に対するユーザーの反響を元にしたニュースレターの方がメディア側からも良い反応が得られ露出につなげられている
・PR活動の支援をさせていただいているビルコムのエージェンシー部門とのチーム力の大切さ

についてご共有いただきました。

PR Analyzerのお気に入り機能については、「記事数遷移グラフ」が紹介されました。PR Analyzerを継続して利用しデータが蓄積してきたことで、年間での季節変動の傾向が読み取れるようになり、需要が落ち込む時期の施策立案や切り口の開発にデータを元に取り組めるメリットについてお話がありました。


株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス) 千野 賢一 様のプレゼン内容について


■2021年の広報注力テーマ
スローガンは「DO!PR(DO!パブリック・リレーションズ)」”社会との対話”を意識した広報活動へ

■PR Analyzerのお気に入り機能
タグ機能

続いては、Shufoo!やMapion等を運営し「ワンマイル・イノベーション・カンパニー」として複数事業を展開されている株式会社ONE COMPATHの千野様の発表内容を紹介します。

2021年に注力された活動について、広報としてのスタンスや姿勢の見直しを挙げられました。新たにスローガンを掲げて、広報活動を通して社会との関係づくりという広報の原点に立ち返る点に力をいれた活動について紹介いただきました。

具体的には、情報発信内容の取捨選択の際はスローガンを意識されているとお話がありました。ONE COMPATH社の福利厚生制度である「ワンマイル休暇」という家族や友人、地域のコミュニティ等の身近な方と過ごすための休暇制度に関するリリース配信を行い、「ワンマイル・イノベーション・カンパニー」という企業ビジョンと一貫性のある情報発信を実施。社会的な存在意義が反映された企業ビジョンに関連する社内制度を社外に発信・啓蒙することにより、社会との対話を実現する取り組みを紹介いただきました。

また、PR Analyzerのお気に入り機能は、「タグ機能」を選ばれました。ONE COMPATH社ではShufoo!やMapion以外にも複数のサービスを展開されていますが、さらにテーマ毎に記事の掲載や露出について分類をして効果計測をする上で、タグ機能が役立っているというお話がありました。社長取材や調査リリース等の記事の内容別に、成果や効果を把握するためにタグ機能を活用いただいています。


株式会社グローバル・リンク・マネジメント 近藤 愛実 様のプレゼン内容について


■2021年の広報注力テーマ
①社外広報→企業理念体系の改訂に奔走、広報3か年計画策定!
②社内広報→年明けから動画社内報を毎週配信!

■PR Analyzerのお気に入り機能
タグ機能

都心の駅近を中心に、投資用マンションの開発・販売・管理までワンストップで行う不動産ソリューションを展開されている株式会社グローバル・リンク・マネジメントの近藤様の発表のご紹介です。

2021年の広報活動の紹介については、社外広報と社内広報に分けてご紹介いただきました。まず、社外広報の活動については、2022年に改訂を予定されている企業理念体系の策定について、経営陣や本部長と一緒に長い時間をかけて取り組まれたことをご紹介いただきました。

経営陣から与えられたものに広報として取り組むだけでなく方針策定にも経営陣と一緒に取り組んだことで、会社が目指す方向性や、新たな理念に至るまでのストーリーについても深く理解することができ、広報として社外に説明や情報発信を行う際に経営陣と同じ目線で話せるようになった点を学びとして共有されました。また、経営陣の方とのディスカッションで挙がった経営課題を元に、中期経営計画に沿った長期的な広報戦略の策定にもつなげられたと成果を共有いただきました。

社内広報の活動については、昨年までは月に一回PDFデータで送信していた社内報を、コロナ禍による在宅勤務の増加に対する改善策として2021年の1月から毎週一回、動画での配信に変更されたと紹介されました。

配信頻度を増やしたことと、情報量の多い動画形式の社内報に変更したことで、社員の方により伝わる社内報に改善できた実感を得られたそうです。独学で動画編集を学ばれ、1年間で約40本の撮影、編集を行ったことは業務負担も大きかったそうですが、テキストでは伝わりにくい経営陣の思いや社員の方の人柄、また社員の方同士の関係性等が動画にすることでより伝わるようになったと発表いただきました。

また、PR Analyzerのお気に入り機能は、「タグ機能」をご紹介いただきました。
PR Analzerの導入の決め手にもなったそうで、実際の活用内容として10個以上のタグを活用して、それぞれタグ付与の条件を細かく設定することで過去との比較や、テーマ別の分析に役立っているとお話がありました。また、KPIから外している株価関連の掲載データを分析時や、レポート資料の作成時に除外する際にも、このタグ機能が便利であるというお話がありました。


PR Analyzerで企業の「見えるPR」実現を支援します

その他にも、多様な業界の広報担当者様のリアルな意見が反映された発表があり、充実したユーザー会になりました。プレゼンを発表いただいたユーザー様、また、ご参加をいただいたユーザーの皆さま、誠にありがとうございました。

PR Analyzerでは、導入いただいた後も、メールや電話、ミーティング等を通じた活用支援を行っていることはもちろん、このような広報担当者様同士の交流の場であるユーザー会を通じて、企業の広報の高度化・「見えるPR」の実現を支援しています。

PR Analyzerを活用することで、テレビ・新聞・雑誌・Webはもちろん、Twitter・Facebookでの反響も含めて網羅的に収集し、各指標を自動算出が可能になります。クリッピング業務の手間だけでなく、各指標を算出する時間を削減することで、分析や改善の時間を作ることができます。サービスの概要をまとめたお役立ち資料をご用意していますので、ぜひ下記リンク先よりDLいただきご確認下さい。


また、広報の効果測定の指標の設定、広報の活動レポート手法に関するお悩みがありましたら、ぜひご相談ください。

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