INTERVIEW

データを活用し、社内の広報への理解・協力を得て
コーポレートブランディングにつながるPRを実現する
森永製菓株式会社
「PR Analyzer」導入インタビュー

森永製菓株式会社 コーポレートコミュニケーション部
コーポレートメッセージ「おいしく たのしく すこやかに」を掲げ、「in事業」「通販事業」「米国事業」「冷菓事業」「国内・菓子食品事業」など多岐にわたる事業を展開する。

コーポレートメッセージ「おいしく たのしく すこやかに」を掲げ、「in事業」「通販事業」「米国事業」「冷菓事業」「国内・菓子食品事業」など多岐にわたる事業を展開する森永製菓株式会社(https://www.morinaga.co.jp/)。2019年よりコーポレートコミュニケーション部でPR Analyzerをご活用いただいています。

今回は、同部門の渡辺 啓太さんに広報活動の様子やPR Analyzerの活用方法、その効果について伺いました。

PR Analyzer導入による効果は?

PR Analyzerの導入効果を教えてください。

メディア露出について「どのような媒体に出たか」と、「想定リーチ数や広告換算、SNS波及数などの定量指標で効果がどの位あったか」を自動で可視化できるのが良いですね。

 

プレスリリースを始めとするPR活動毎に効果を分析することもできるので、活動毎の効果を比較し、それぞれの活動の質がどうだったのかを評価できるようになりました。

 

以前から広報の効果は可視化されにくい印象を持っていました。頑張って情報発信や広報活動に取り組んでいても、効果が見えづらく評価されにくいのは歯がゆいですよね。

 

また、認知度が高いメディアへの露出ばかりが注目され、全体的な波及効果や掲載内容の質にまで評価が至らない点にも違和感がありました。

 

PR Analyzerはこのような課題の解消につながるツールではないでしょうか。

 

 

効果を感じている中で、特にここが役に立っている
という指標や機能はありますか?

リーチ数等を活用して、評価の基準としています。想定の数値ではありますが、掲載の効果を評価するひとつの「モノサシ」になっています。プレスリリースの効果を評価する際も、単純に掲載が出た・出なかったという議論から、リーチ数等の合計を比較し、その差異につながった要因を議論できるようになりました。

 

定量的な側面だけでなく、掲載の内容に関する質的な評価にも活用しています。PR Analyzerの「記事一覧」画面は、記事のタイトルの傾向や、主役で取り上げられているのかなど、様々な定性的な情報の把握に役立っています。

 

記事一覧を見て、自社と競合他社の掲載内容にざっと目を通すことが日課になっています。掲載量が大きく跳ねたタイミングに特に注目し、どういう切り口の記事が露出に繋がっているのかを把握して、改善の参考になる示唆を得ています

 

あとは、社内への報告に使うレポートにもPR Analyzerのデータを活用しています。ダッシュボードから総集計サマリーのスクリーンショットを取り、新商品リリース後の初動と1週間後、1か月後に商品を担当するマーケティング部門に報告しています。スクリーンショットに加えて、メディア掲載先の内訳をcsvデータで出力して共有していますが、それぞれ簡単にレポートに反映できるので重宝しています。

広報活動におけるデータ活用の機運が高まり、
PR Analyzerの活用を本格化

PR Analyzer導入を決めたポイントを教えてください。

ちょうど私が広報部門に異動になったタイミングと、社内で「データを活用してもっと広報活動のPDCAをまわしていこう。」という機運の高まりが重なったことがきっかけになりました。

 

元々ビルコムさんにはリテナーPRで支援いただいており、PR Analyzerのデータにもとづく活動結果の報告を通して、PR Analyzerで取得できるデータの価値や活用の可能性を実感していました。そこで、自社でもPR Analyzerをさらに活用して、広報効果の可視化と改善に取り組むことになりました。

 

 

PR Analyzer導入前の課題について教えてください。

やはり一番は、「広報活動の効果を把握しづらい」という点ですね。導入前は、プレスリリースひとつをとっても、総量としてどれくらいのメディア掲載が生まれたのかを把握できませんでした

 

そうなると、どうしても認知度のあるメディアに取り上げられたかどうか、が注目されがちです。ただ、現在はWebやSNSを通して情報が拡散され、その結果としてTVや新聞などのマスメディアに波及していく傾向があります。網羅的に掲載の状況を把握し、広報活動を評価した上で改善に取り組むことがやはり重要だと感じています。

 

 

PR Analyzerのサポートはいかがでしょうか。

クイックに対応をいただけて素晴らしいですね。細かな質問にも丁寧に回答をいただけますし、一緒に課題を解決しようという伴走する姿勢が伝わってきます。

 

また、日々のサポート以外にも、セミナーで情報提供いただけたり、PR Analyzerのユーザー同士で交流や情報交換できる機会があったりするのも非常にありがたいですね。

データを活用し、社内の広報への理解・協力を得て、
コーポレートブランディングにつながる情報発信を強化する

現在注力されている活動と、今後実現していきたいことについて教えてください。

今まで取り組んできたプロダクトPRや話題づくりにつながる情報発信に加えて、コーポレートブランディングに関連した活動にも注力しています。

 

森永製菓では、2030年の目指す姿として2030ビジョン『森永製菓グループは、2030年にウェルネスカンパニーへ生まれ変わります。』を定めました。これは創業以来初となる10年単位の経営方針であり、実現に向けて様々な事業活動を長期的な視点で展開しています。

 

今後も、顧客・従業員に対しては心の健康と体の健康という価値提供を、社会に対しては環境の健康という価値提供をし続ける企業を目指し、活動していきます。広報部門においても関連する情報発信の強化を図っていきます。

 

その上で重要になってくるのが、社内から広報に関する理解や協力を得て、コーポレートブランディングにつながる各事業の情報を広報部門がキャッチアップすることです。

 

今後は、よりPR Analyzerを活用して、自社及び市場を形成する他社の広報活動に関するデータを効率的に収集・可視化し、社内へタイムリーに共有することで他部門と連携を強化し、広報活動の改善につなげていきたいと考えています。

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