「クリーン&フェアの精神のもと 真の適応と独自性の追求」を企業理念に掲げ、不動産会社と消費者のパイプ役となるべく、不動産情報メディアや不動産業務ソリューションなどの事業を展開するアットホーム株式会社(https://athome-inc.jp/)。2019年よりマーケティングコミュニケーション部 広報室でPR Anayzerをご活用いただいています。
今回は、同部門の佐々木 康成さんに広報活動の様子やPR Analyzerの活用方法、その効果について伺いました。
まずは、自社のメディア掲載に関するデータが一元化され、数値で定量的に可視化できるようになったことが一番大きな効果ですね。
さらに、競合他社の掲載情報も自社と同じようにクリッピングして、データを確認、比較できるのも良いですね。他社の掲載状況を把握することで、差異を把握できたり、自社の活動の参考になったりと非常に学びになる情報を得られています。
やはり「タグ機能」が役立っています。確認したい内容に絞ってデータを抽出する上で欠かせない機能です。
アットホームでは調査データを活用したリリースをはじめ、新商品や新サービス、新CMに関するリリースなど複数種類のリリース配信をおこなっています。「タグ機能」で、獲得したメディア掲載の情報をリリースの種類別に分類して集計し、評価やレポートに反映できるので非常に助かっています。年間の振り返りをする際も、情報発信の種類別に掲載結果の比率を簡単に出すことが可能になりました。
あとは、前年との比較がしやすい点も便利です。ダッシュボード上で数値やグラフにより前年との増減の差異が可視化されるため、原因の追究もしやすくなりました。
前年比のデータは、経営層への報告や広報部門の方針に関する議論をする際にも活用しています。中期的な計画を立てる時に「どれくらいの数値を目標に設定するのか」という、定量的な基準をもとにディスカッションできるようになりました。年度やクオーターごとに集計したデータにもとづいて、部門における強化ポイントの明確化、施策検討を進めています。
また、チームメンバーから支持が厚い機能は、「重点媒体機能」と「波及元分析機能」の二つです。
「重点媒体機能」は、部門でターゲットとしているメディアに絞って掲載状況を確認できるので非常に便利です。週次で作成しているクリッピング報告レポートにも、ターゲットメディアでの掲載情報を簡単に反映できるので作業の効率化につながっています。
「波及元分析機能」は、記事が転載され波及した場合のきっかけとなった記事を特定できるので、記事毎の波及の影響を可視化することに役立っていますね。
まずは、PR Analyzerのダッシュボードを見たときに、最終的なレポートへの活用をイメージできたことが大きかったですね。「重要指標分析」という機能がありますが、掲載数、リーチ数、広告換算費などの情報をまとめて表示することできます。これを、そのままレポートに使用すれば、定量的な評価をレポートに反映できて便利そうだなと思いました。
あとは、PRのリテナー契約でもご支援をいただく際に、同じ視点を持つことができると感じたことも重要でした。一般的に、PRのリテナー契約では月次でレポートがPR会社から共有され、報告があると思います。一方、クラウド型のサービスであるPR Analyzerがあれば、リアルタイムに掲載の状況が共有され、PR会社と同じデータを見ながらディスカッションして活動を調整していくことができます。月に一度のレポートでは、情報共有にどうしてもタイムラグがあるので、これは大きな違いだなと感じました。
PR活動の強化を進めていく中で、その成果を可視化したい、と考えていました。
また、クリッピング等はおこなっていましたが、掲載確認ができるまでタイムラグがあり、リアルタイムでの掲載状況の確認や広告換算をはじめとした定量的な成果の可視化や数値化はできておらず、課題に感じていました。
何か問合せをした際もスピーディーに回答をいただけるので助かっています。
また、アットホームの情報発信の内容が多岐にわたるため、クリッピングキーワードの調整も必要になってくるのですが、その際も細かく検証のサポートをいただけるのでありがたいですね。
今までは掲載の「量」を追いかけて活動に注力してきましたが、今後は加えて掲載の「質」の面も高めていきたいと考えています。
例えば、TVCMやWeb広告などのプロモーション活動を通じて、「不動産情報サービスを提供する会社」としてのアットホームの認知度は上がってきていると感じています。
一方で、「不動産業務ソリューションを提供する会社」というイメージはまだまだ伝えきれていないため、この領域における認知向上や事業理解、コーポレートブランディングにつながる活動を強化していきたいと考えています。
そして、不動産会社の方が何か業務でお困り事や悩みがあった際、まずはアットホームにご相談をいただける、という状態をつくっていきたいですね。
PR Analyzerに興味を持たれましたら、是非こちらよりお問い合わせください。
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