ブランド広報力調査部では、主要な製品カテゴリでしのぎを削っているブランドの広報・PR活動は如何なる状況なのだろう?という疑問から、PR Analyzerを利用して調査していく取組みです。第1弾は夏場にかけて消費量が伸びるであろうビール業界の傾向を取り上げます。
直近約1年を通した全体の露出量(リーチ数)は「キリン 一番搾り」と「アサヒ スーパードライ」が拮抗しています。業界として、情報の山は8月と11月に発生していますが、「キリン 一番搾り」と「サントリー プレミアムモルツ」は夏に、「アサヒ スーパードライ」は秋冬にシェアを獲得している傾向にありました。
キリン、アサヒ、サントリーは主催するスポーツイベントや音楽イベントにより、TV露出を獲得しています。中でも往年のプロ野球OBが登場する「サントリードリームマッチ」はリーチ数でトップ獲得しています。張本さんが「喝!」を入れるあの番組ですね。
また、コロナウィルス感染防止の自粛下で、「サントリー プレミアムモルツ」は時流である家飲みに合わせて、強みである「神泡」を訴求することに成功しています。今後も飲食店自粛、リモートワークが続くことが想定され、各ブランドから新しい飲み方の提案がされてくるかもしれません。
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